松陰神社・松下村塾・萩城と指月山・津和野の鯉・ローズマインド [広島・山口旅行(H26,6月)]
いよいよ今日で旅行の記事を最終回にしようと思います
ちょっぴり急ぎ足で観光名所をご紹介しますね
【松陰神社】
吉田松陰の鎮魂のために 松陰の実家の杉家旧宅に社が設けられたそうです
【松下村塾】
国指定史跡です
吉田松陰は27歳の安政4年(1857年) 実家の杉家の宅地内にあった小屋を改造して 8畳の塾舎としたそうです
そしてその翌年に塾生達との労力によって10畳半を増築されたそうですよ~
木造瓦葺きの平屋建ての松下村塾に近づいていきましょう~
こちらが “講義室” です
およそ1年1ヶ月の間に 高杉晋作・伊藤博文など維新の原動力となった逸材を育てた場所です
この短い間に この場所から・・・・・ロマンを感じました
そういえば吉田松陰の妹の生涯にスポットを当てた「花燃ゆ」 平成27年の大河ドラマに決定したそうですね
【吉田松陰幽囚の旧宅】
3畳半の幽因されていた部屋がそのまま残っています
他にもこのエリアには 誕生地や墓所など吉田松陰に関する史跡が集中していました
大河ドラマが始まると ますます人気の観光地になりそうですね
【萩城と指月山】
萩城は慶長9年(1604年) に毛利輝元が指月山麓に築城しました
明治7年(1874年) に建物は解体され 現在は石垣と堀の一部だけが昔の姿だそうですよ
【津和野】
ジャジャーーーン
こちらの【吉永米穀店】の奥の中庭では500匹以上の鯉さんと出会えます
販売されている餌をあげようとすると まばゆいばかりに輝く鯉さんが寄ってきました
統一感のある景観の津和野
城下町って 風情があってなんだかホッとする感じがします
掘割を歩くとここでも鯉さんが気持ちよさそうに泳いでいます
主人の指は美味しかったかな~ (笑)
時期は過ぎちゃっていましたが 菖蒲の咲く頃はもっともっと情緒のある雰囲気が味わえそうです
旅行の最終日は 山口県から~~~広島県~~~岡山県~~~兵庫県まで~~~主人が気合いを入れて運転してくれました
長距離の時ほど息抜きができる SA や PAの存在ってありがたいですよね
一番印象深かった所をご紹介して 広島・山口旅行の記事を締めくくろうと思います
広島県福山市の【バヴァリエ ローズマインド】です
いたるところに薔薇のモチーフがあって 乙女心がくすぐられました (照)
ちょうど薔薇も咲いていたので余計にウキウキしました
長らく続きました旅行の記事に お付き合いくださいまして ありがとうございました
源泉の宿 萩本陣 [広島・山口旅行(H26,6月)]
いつまで続くんだろ~旅行記事 (笑)
第10弾の今日は この旅で一番のお気に入りだった旅館【萩本陣】の魅力をたっぷりとお伝えしようと思います
両親と隣同士のお部屋を予約していたのですが 入った瞬間私達のほうのお部屋の臭いが気になって。。。。
ホテルだったら禁煙ルームもありますが 旅館ではだいたい喫煙OKになっているので仕方がないのかもしれませんが
フロントへ電話をしてその旨を伝えると 同じ7階の端っこの部屋へと案内してくださいました
こちらのお部屋は青畳のいい香りのするお部屋
「行き届いていなくて申し訳ございません」と丁重に謝られたのですが こちらのほうこそワガママを言いまして申し訳ありませんでした
まずはお部屋の中をウォッチング
この暖簾の向こうに お風呂・洗面所・トイレがあります
お風呂とトイレは普通なのですが 洗面所はイマドキです
それでは萩焼の急須とお湯呑でお茶でもいただきましょう~
なんだか御茶請けも種類が多いと思われませんか
夜にビールを飲もうと思って冷蔵庫を開けると おつまみのチーズが入ったかまぼこまであったので嬉しかったな~
ちなみにその冷蔵庫の上のスペースに お湯のポットと~氷水が入ったポットがあったのも嬉しかったです
ホッコリしてから 17時から予約していた貸切風呂へ行きました
大浴場へ行く時と同じ廊下を歩いて行って~
一旦建物から出た離れにあります
“月” と “星” との2つある貸切風呂のうち 私達は向かって右側の “星” のほう
萩市内もちょっぴり見えます
もっともっと入っていたかったけれども 夕食も食べたいっ (笑)
時間ギリギリまでお風呂を楽しんでから 夕食会場へと向かいました
セッティングしてくれています
アップでパチリ
【ノンアルコール梅酒】で乾杯~っ
【アルコール入り】で乾杯~っ (笑)
【旬の味覚盛り】
郷土料理の【いとこ煮】
萩の郷土料理の一つだそうで 冠婚葬祭や催し事などの行事の時もいただくそうですよ~
おいおいに炊くので “いとこ煮” というそうです
栗の甘露煮や白玉も入っていて甘~く煮てありましたよ
【若布うどん山掛け】
喉越しがよくツルツルッといただけました
【萩の剣先烏賊造り】
JTBのパンフレットで予約したのですが そちらに載っていたこのお料理が一番楽しみだったんです (照)
新鮮な烏賊の歯ごたえは格別でした
甘めの “萩の醤油” でいただいたのですが よく合いました
【烏賊下足焼き】
お造りのゲソとエンペラは バターと一緒に陶板で焼いて ポン酢でいただきました
これまた美味
二通りの食べ方ができて感激しました
【鯛荒焚き】
夕食のメニューの中で主人が一番美味しかった~って言っていました
【ロブスターカダイフ包み】
私が一番美味しかったのがこの一皿
口の中に入れた時に広がる香ばしさと 噛むほどにじんわり広がるロブスターの旨味のバランスが絶妙でした
あまりに美味しいと連発するものですから みんなが次々と私にくれたんです (照)
4人分根こそぎ私のお口の中へ~~~至福のヒトトキでした
【茶碗蒸し】
ちょうどいいお味がつけてあってニヤリ
【鱸みぞれ鍋】
あったまるぅ~~~
【旬のつみれ清まし仕立て】
ジュンサイが初夏を感じさせてくれます
【山口産こしひかり】【夏みかんスフレ 夏みかんジュレを添えて】
まだ この2品が残っていたのですが 疲れが出たのか食欲のない母と お腹を押さえてのけぞっている私を察して素敵な提案をしてくださいました
「よろしければ ご飯はおにぎりにしてお部屋にお持ちできますが いかがですか ご一緒に皆様のデザートもお部屋でお召し上がりいただけますよ」って
そしてお願いしていた21時に 一旦お部屋に確認の電話をくださってから運んできてくださったのがこちら
本当にありがたくって嬉しかったです
愛情の込もったおにぎりも 山口ならではの夏みかんも お腹が落ち着いてからいただくことができてよかったです
そうそう お部屋に戻ると こんなお手紙が
こぉんな心配りも なんだか嬉しいです
眠る前には やっぱりお風呂
大浴場へ行ってきました
脱衣場は畳張りで 出入口にも靴箱はありますが 各ロッカーの下にも細い隙間にスリッパが入れれるようになっていました
“萩本陣” は5本の自家源泉を持っているようで 豊富な湯量が男女合わせて15種類くらいある趣の違うお風呂に注がれています
このお風呂が これまた最高
よほど温泉好きのかたが設計されたのでしょうか・・・とっても印象に残る温泉でした
中には “香の間” というアロマ風呂もありまして ローズマリーとシトラスがミックスされた香りで癒されました
お風呂は改装されて7年目だそうですが 掃除が行き届いていて清潔感もあり 掃除担当のかたが 遠くても私達みんなに「失礼いたします」と声をかけてくださいながら湯桶などを整えてくれているのも他の宿などではナイことでしたので好感が持てました
お風呂上りに髪を乾かしていると~「ヘアーブラシをお持ちしましょうか」と尋ねてくださったり その後は飲料水を紙コップに入れて持ってきてくださったり。。。
壁際の椅子に座るように促してくださって お言葉に甘えると扇風機をこちらに向けてくださったりもしました
最後の最後まで温泉を楽しんでいた私に VIP待遇をしてくださって気分上々でした (照)
この待合場所で主人と合流
そしておやすみなさい
余りに気に入っちゃったものですから 翌朝5時半から一番乗りで温泉に向かいました
特に “源泉の壺” が良くって 壺の中に1時間以上まったりと浸かっていましたよ~ん
朝食は軽くいただきましょう
・・・とか思いながらも 普通にこの分量 (笑)
そしてデザート
・・・と言いたいところですが 美味しそうなたらこスパゲティーが目に入ったので盛り付けちゃった (笑)
とってもいいお宿~と喜んでいると「まきちゃんがそんなに褒めるのって珍しいな~」って主人も驚いていました
いつも一生懸命に立地や見晴らし・新しさや広さや内装に至るまで考えてお宿探しをしてくれていて 一般的に良いと言われているホテルや旅館にも泊まっていますが
やはり思いがけないサービスをしてくださると心に残って 旅が一層いいものになりますものね
全てのスタッフの行き届いた気配りとおもてなしを 心より感じるお宿でした
チェックアウトの時に 母も私もそんな感動体験をつらつらと書いたアンケート用紙を渡すと こぉんないい物をいただけましたよ
豪華なプレゼントですよね
お見送りの時はフロントのかたも出てきてくださってお車係のかたと一緒に 私達が見えなくなるまで大きく大きく両手を振って見送ってくださいました
忘れられないお宿の一つになりそうです
つばきの館 ☆ つばき定食・桂太郎旧宅 [広島・山口旅行(H26,6月)]
旅行の記事第9弾の今日は 甘鯛の煮つけを食べたくって主人が楽しみにしていた萩市の【つばきの館】から記事にしていきますね
「一体どこまで行くん」と言ってしまったこちらのお店 (笑)
まだ綺麗に咲いていた紫陽花を車道脇にチラホラ見ながら着いたお店は 岬の端っこにありました
看板がありましたが椿の群生林も近くにあるようでしたので その季節に行くのもまた一興ですね
店内の席からも日本海が一望できていいロケーションです
4人とも一緒の “つばき定食” を注文しました
同じ建物の中に売店コーナーもあったので そちらに向かう時にチラリと厨房をのぞくと 注文を受けてから生の甘鯛を浅い土鍋でコトコトと炊いているのが見えました
10分くらい火を通してテーブルに運ばれてきたのがこちら
1人ぶんのお膳をアップでパチリ
甘鯛の煮つけ
尻尾のほう~
この美味しさには思わずうなってしまいました
なんて柔らかいんでしょう
そして控えめな甘味が 甘鯛の美味しさを引き立てています
細~く切って添えてある新生姜もまた いいアクセントになっていました
サイコーーー
さざえ飯
苦味を感じる部分もあって これぞ大人だからこそ美味しいと思える味です
2品の小鉢とチラリと見えているお漬物
思った以上にシラスが多くって しかもいい塩加減で感激っ
ひじきは家庭の味ですねぇ
甘鯛のアラが入った潮汁
この味好きっ
サラダ
珈琲ゼリー
ここまでのお料理の美味しさに手が震えてブレてしまっています (笑)
どこまで連れていかれるのかと思っちゃいましたが このお店を探して連れて行ってくれた主人に感謝
続きましては【桂太郎の旧宅】へと向かいました
「聞いたことないけど それって誰」
中学や高校で社会科の先生をしていた主人に説明をしてもらって 拓植大学の創設者としてよく知られていて3回も内閣総理大臣を務められた偉大な人だったんだな~と知りました
でもそれより私はその旧宅の前を流れる藍場川の鯉さん達に夢中 (照)
手をたたいて呼び寄せたり 川沿いを走ってみて鯉がついてくるか試したりするのが楽しかったです
人工の川のようで 当初は田畑に水を引くために使われていたそうなのですが 6代藩主の毛利宗広によって開削され 川船が通れるようになって水上交通路として使われていたんですって~
石橋は船が通りやすく高く造られていたり 各住宅から張り出したハトバもあって風情のある光景が広がっていましたよ
この後 萩で一泊したのですが その旅館が素敵だったので 明日はその記事でもちきりになる予定で~す
秋吉台・金子みすゞ記念館・乳団子 [広島・山口旅行(H26,6月)]
旅行記事第8弾
広島県から山口県の萩に向かうまでに 寄った【秋吉台】と【金子みすゞ記念館】について今日は記事にしようと思います
まずは山口県美祢市の中東部にあります 日本最大級のカルスト台地の【秋吉台】
国定公園・特別天然記念物になっています
「自然ってスゴイッ」と思わずにはいられない景色が広がっています
草原から突き出る無数の岩が なんとも不思議で感動しました
ここから30分くらい離れたところにある【金子みすゞ記念館】は母が行ってみたかった所です
今でいう保育士をしていた母はその頃から彼女のやわらかい詩が好きで 実家には本もありますし 時々暗記している詩を何気なく口ずさんでいたりします
私もそんなやわらかい言葉を心地よく感じます
そしてこの記念館で 小学3年生の時に毎日毎日欠かさずに詩を書いて 担任の先生にそのノートを毎日提出していたことを思い出しました (照)
あまりにも書くネタがなくなって “目覚まし時計 なぜ私を起こすの~ もっと寝ていたいのに” って書いた事・・・しっかり覚えていますよ (笑)
目を通してくれる先生も大変だっただろうな~キャハハッ
ちなみに4年生の時にはローマ字で日記を書いて これまた担任の先生に毎日提出していた私 (笑)
ちょっと面倒くさい生徒だったかも~
話がそれてしまいましたが・・・・
日常の当たり前の出来事。。。目にする事や物のこと。。。私達が何気なく見過ごすような事を丁寧な言葉に乗せて表現する金子みすゞさん
全ての物事に対する深い愛情を感じます
こちらがそんな20歳の彼女なのですが
記念館にあった実際に写真館で撮った写真には この優しい顔立ちの中にも鋭く光る眼差しが瞳の奥から感じとれました
1階は祖父母宅を思い浮かべるような雰囲気でした
2階へ上がると・・・・・
復元された彼女の部屋もありました
奥の窓からよく外を眺めていたそうですよ
こちらの井戸は本当に使われていたそうです
復元されたかまどやお風呂もあって当時の暮らしをうかがい知ることができますよ~
なんだか また詩を書いてみたくなっちゃった
毎日主人に読んでもらおうかしら (笑)
こちらは 途中の広島のSAで休憩した時に 私達が興味深そうに見ていると母が買ってくれた【乳団子】です
ハワイでも人気だそうで テレビで放送されたこともあるって店内のポップに書いてありましたよ~
水を一滴も使わずに 牛乳をベースにして 餅粉・砂糖・水あめ・はちみつなどを混合した苦心作です~って箱の中には書いてありました
素朴で優しいお味で ムニュムニュした噛み心地~まるで甥っ子君のホッペタを食べているような感じ
もちろんホッペタなんて食べたことはないですが (笑) そんな気分でいただきました
厳島神社 ☆ 大鳥居・もみじ饅頭のやまだ屋 [広島・山口旅行(H26,6月)]
旅行記事第7弾の今日は 海上にそびえる【大鳥居】についてですよ~
神社の沖合約160mのところに立っていて その高さは16m 重さは約60tだそうです
頑丈な6本の柱で支えられています
そして驚くことに この大鳥居は海底に埋められているのではなく ただ置かれて鳥居自体の重みで立っているそうなんです
どうして沖合に鳥居があるかというと 昔は海上からも参拝されていたそうなのです
昨日写真をアップしました国宝の “火焼前” のかがり火を目印にね
島そのものが御神体とされているためでしょうね
夜の参拝は さぞ神秘的な光景だったことでしょう~
干潮になって 砂地が見えていい感じ~「いよっ 待ってました この時を」
ぬかるんでいたら困るので 念のために持って行っていたビーチサンダルに履き替えて いざ
楽しみだったので 私ってば小走りしちゃったりしてネ (照)
私も 今回初めて知ったのですが 扁額って海側からと社殿側からとで 違っているようなのです
まずはよく見る社殿側からの扁額をアップでパチリ
「伊都岐島神社」と万葉文字で書いてあって 神を斎き祀る島・・・と表しているそうです
海側から見ると こう書いてあります
そして東側と西側とにも太陽と月 異なって描かれています
風水では北東を鬼門といって忌み嫌われていますが 鳥居の東側に描いた太陽で鬼門を封じているそうですよ
大鳥居の迫力を近くで体感できて とってもいい思い出になりました
【表参道商店街】
帰りにじっくりとお買い物をしながら帰りましょ・・・・・と思っていたのですが ゆっくりしすぎて時間は18時前
お昼には通りの両側にぎっしりと賑わっていた多くのお店は閉店ガラガラ (笑)
でも運よく ちょうどいいな~と思っていた2つのお店は開いていたのでホッとしながらお買い物
そのうちの1つが【やまだ屋 宮島本店】です
前回行ったときよりも味のバリエーションが増えていたかも~
竹炭パウダー入りの黒もみじ・みかんもみじ・レモンもみじ・チョコもみじコーティングなど
でも私はこちらのお店ではモッチリしている四角い形の “桐葉菓(とうようか)” が一番好きだったりします (照)
イートインスペースがあって セルフでHOTとCOLDのウーロン茶・煎茶などと一緒にいただくことができるので しばしホッコリ
こちらのお店で買ったものもパチリしながら。。。
お家に帰って思い出話をしながら食べるのもいいですよね~
もみじ饅頭のなかでは 私はクリームが一番好きです
帰りも同じくJR西日本のフェリーに乗って向こう岸へと向かいました
もっと歳を重ねたら その時は夜のライトアップの時間に訪れて 屋形船で大鳥居の辺りを楽しんでみたりもしたいな~と思いましたよ
近くまで行ってまた違った印象を与えてくれた大鳥居をフェリーからしっかりと目に焼き付けて見ながら。。。
世界遺産や国宝あり名物グルメありパワースポットあり で大満足の宮島でした
厳島神社 [広島・山口旅行(H26,6月)]
まだまだ続く今日の旅行記事第6弾は【厳島神社】
国内外から多くの人が訪れる 見どころの多い宮島観光のハイライトですね
宮城の松島・京都の天橋立とともに 日本三景の1つとされています
まだ私がウブだった新婚当時に主人と行った時は満潮の時でしたので 今回は干潮の時に行ってみたかったんですよ
手水舎で身を清めてから “世界文化遺産” と木に書かれた看板がかかっている 切妻造りの入り口から入っていきました
朱塗りの柱などが印象的です
次々と見どころが現れますが 宝庫と言っていいくらいにそのほとんどが国宝や重要文化財に指定されています
国宝には 重要文化財にはで印をつけながら説明を加えていこうと思います
“鏡の池” は干潮時だからこそ見える池で 清水が絶えず沸いている丸い池です
“五重塔 ” も見えま~す
一番行ってみたい “大鳥居 ” の辺りの潮が引いてきていることもチラリと見て確認しながら。。。。。
あちらの灯篭は鬼界島の配流先から許されて帰京した平康頼が神恩を感謝して奉納されたといわれているそうです
いよいよ “御本社 ” に着きましたので しっかりお参りしましたよ
海に面した “高舞台 ” もあります
正面から見ると威風堂々としています
そしてこの場所からは 大鳥居を正面に見ることができます
手前の “火焼前(ひたさき) ” は かつてはかがり火が灯っていて参拝者の誘導をしていたそうです
そして私が一番好きな数字の『8』と言えば神聖な数字とも言われていますが 厳島神社の回廊の長さは108間で 朱塗りの柱間は8尺で
1間に8枚の板が置いてあるそうですよ
回廊の床には隙間がありますが 高潮の時に床下から押し上げてくる海水の浮力を分散させる役割があるようです
前回は通り過ぎてしまっていたのですが 少し奥まったところにある “大国社 ” は縁結びにご利益があるそうです
美しい西回廊から地面を見下ろすと カニさん発見
“天神社 ” には菅原道真公が祀ってあります
「小学4年生の姪っ子ちゃんがよく勉強しますように~」と母が声に出して拝んでいました (笑)
特に最近ゲームばっかりしているんですよねぇ
“能舞台 ” は 海に浮かぶ全国唯一の能舞台です
舞台の床が一枚板でできているそうで 海上での足拍子の響きがよりよくなるんですって~
もしかすると 干潮と満潮で足拍子の聴こえ方も違うのかもしれませんねっ
ただいま修理中の “反橋 ” です
重要な祭事の際に天皇の使者だけが渡ることが許された橋だそうですよ
このように度重なる再建を繰り返しながら後世にもその面影を伝えていくんだろぅな~
更に回廊を進みながら 伝統ある建築の美しさを満喫しました
そしてこちらが出口です
平清盛が参拝していた頃は この場所が入り口だったようで 唐破風造りの屋根から当時の風格が感じられました
桟橋に着いた時から 神聖な雰囲気が漂っていますが 特に厳島神社では物凄いパワーを感じました
私がこの旅行で一番楽しみにしていた 「大鳥居へ大接近してみるぞ~」の巻きは明日へ続きます
弥山 ☆ 消えずの霊火堂・宮島ロープウェイ [広島・山口旅行(H26,6月)]
旅行記事第5弾の今日はロープウェイに乗って行った【弥山】についてで~す
ロープウェイ乗り場までは紅葉谷公園から 無料の送迎バスが乗せて行ってくれます
「ヨッコラショ」と座りこむ鹿さんが向いているほうへ歩いていきました
バスに乗っている時間は3分くらいで~す
麓から2時間位かけて弥山の登頂を目指す本格的なコースもありますが 他にも観光する予定があるのなら 急な上り坂ですし~
歩くよりものんびり窓からの新緑を楽しめてあっという間に連れて行ってくれるバスを利用させてもらうほうが便利ですよ~
【宮島ロープウェイ】
紅葉谷駅から弥山山頂の手前にある獅子岩駅までを繋いでいます
しばらく空中散歩を楽しみましょう
まずは循環式のロープウェイです
原生林を見下ろしながらグングン進みます
この手つかずの自然は 弥山原始林として 厳島神社とともに世界遺産に登録されているそうです
中間駅で乗り換えて交走式のロープウェイで獅子岩駅へ向かいます
瀬戸内海の美しい景色も見えましたよ~ん
獅子岩駅のすぐそばには【獅子岩展望台】があって見晴らしがよかったです
獅子岩駅の2階では ハートのスマイル模様が入ったオリジナルのもみじ饅頭を自分達で焼くこともできるようですし
誓いの火のモニュメントでは 同じタイミングで両側からボタンを押すと火が灯るようになっているコーナーもありますよ
誓いの火を灯して写真撮影もしましたが 私達の目的はそんなんじゃ~ないんです (笑)
標高約535mの弥山で1200年以上燃え続けている【消えずの霊火堂】がその目的地です
あちら側の山の頂上の手前にあります
弘法大師(空海)が遣唐使の使命を終えて京の都に帰る途中に立ち寄って護摩を焚いたとされ それから現在まで消えずに燃え続けている・・・という場所
獅子岩駅から私達の足で15分くらいで到着しましたよ
お堂の入り口に近づいていきました
霊火の上には大茶釜が吊るされていて 自由に蓋をあけて飲めるようになっています
重そうな蓋を主人にあけてもらって~
ご利益ありそうです
この霊水は万病に効くといわれていて 霊火は先日記事にしました広島平和記念公園の平和の灯火の火種にもなっているそうです
お堂のなかに湯呑を置いてくださっているので使わせていただきました
左手前に写っているのが霊水で~す
ススの味と鉄の味をほんのりと感じました
宮島のパワースポットとして知られている弥山には 他にも幾つかのお堂や奇岩があって自然の偉大さを知ることができるようですので
この日はお手軽プランで楽しんだ私達ですが いつかガッツリプランでその神秘の全てを満喫したいな~と思いました
あなご飯 ☆ うえの・宮島フェリー [広島・山口旅行(H26,6月)]
今日は旅行記事第4弾
広島であなご飯を食べたことがなかった私。。。。
広島に移り住んで15年くらいの従兄弟オススメのお店に行ってみました
宮島口にあります【あなご飯 うえの】です
お店の裏に 駐車場もありますよ~
人気店ですね~名前を伝えて こぉんな雰囲気の待合室でしばらく待ちました
平日でも特に12時を過ぎたあたりから 余計にお客さんが増えてきましたので 少し早目に着いた私達はラッキーでしたよ
8つくらいのテーブル席はありましたが 店内がそれほど広くないから待ち時間がかかるのかなぁ。。。
お一人様の席のカウンター席もありましたよ
温かいお茶をいただくとホッとします
まずどんな味なのか試しに注文してみた “あなごの白焼き” が到着~っ
明石生まれで明石育ちの私は 茶碗蒸しやちらし寿司などの時に母は欠かさず入れていますし おつまみや丼にしていただくことも多いのですが あなごの白焼きは初体験
「味が薄いので山葵や岩塩で味を調整してください」と説明されましたが 何もつけなくてもよかったです
噛むほどにあなご本来の味が口の中に広がります
脂ののりがよく柔らかいながらも身が締まっていて 1人1皿いただきたいくらいでしたが 追加注文すると時間がかかるかもしれないので断念
そしてこちらが “あなごめし 並” で~す
赤だし汁とお漬物も付いていました
蓋をオープン
甘辛い香りからして食欲をそそられました
ご飯にもあなごの味が感じられましたよ
あなご飯 一度は食べてみる価値あると思いま~す
この後 海上に建つ神秘の社殿【厳島神社】へJR西日本宮島フェリーで向かいました
JRのフェリーは鳥居の近くを通ってくれるんですよ
桟橋もなんだか和風っぽい
桟橋から少し歩いた所で いきなり鹿さんが お出迎えしてくれました
テクテク歩いて行くと。。。
仲良く家族でくつろいでいる鹿さん達もいました~
小鹿ちゃんをアップでパチリ
2年前にも訪れた厳島神社ですが そのシンボル的存在の【大鳥居】は変わらぬ姿でそびえ立っていました
今回の旅行で私が一番楽しみにしていたことは・・・この大鳥居に大接近して 迫力を間近に体感すること
砂地が現れる干潮時に その根元まで行ってみたかったんです
干潮まで3時間ありますので それまでの間 ロープウェイに乗ってパワースポットの【弥山】に向かいました
スピリチュアルハイキングの様子は また明日へ続きま~す
広島焼き ☆ 長田屋・爆心地 [広島・山口旅行(H26,6月)]
今日は旅行の記事の第3弾
広島のグルメと言えば 広島焼きが真っ先に思い浮かびます
私達が今まで行ったことのある広島焼きのお店の中で一番好きなお好み焼き屋さんは八昌 五日市店なのですが あいにく月曜日が定休日だったんですよ
宿泊したホテルの近くの広島市中区の【長田屋】に行きました
広島県内には約1800もの広島焼きのお店があるそうですし そのうち市内には900のお店があるんですって~
どのお店も食材やお店の雰囲気に特徴があると思いますが ここ長田屋は暖簾をくぐると 昭和時代にタイムトリップした感じ
黒電話なども置いてあったりしましたしね
焼きあがるのを楽しく会話しながら待ちつつ乾杯~っ
父チョイスの “スタミナ焼き”
肉・玉子・チーズ・キムチが入っていて ニンニクのチップがかかっています
モチロン全部を味見してみた私ですが (照) 父のが一番私好みでした
でもホテルで父と同じ部屋だった母は ニンニクの臭いにさいなまれた一晩だったそうです (笑)
母チョイスの “スペシャル”
肉・玉子・生イカ・生エビがふんだんに入っていました
麺はそばかうどんを選べたのですが 母だけはうどんにしていましたよ~
主人チョイスの “肉玉 ねぎかけ”
私チョイスの “肉玉”
層状になっているのが いかにも広島焼きって感じですね
こちらソース類の写真です
やはり広島焼きではオタフクソースが欠かせませんよね
お皿にまでマークがついていましたよ~ん
お家でお好み焼きをする時もオタフクソースを使っているのですが なんだか味が違う
トロミは同じなんですけどね~あっさりしていてパンチが弱いかも
でもそのせいで 最後までペースダウンせずに食べられましたよ (笑)
聞くと長田屋とオタフクソースとで共同開発したソースなんですって
“レモスコ” は初めて目にしたので少しだけかけてみたのですが 広島レモンの果汁や皮に九州産の青唐辛子もミックスされているようでピリッと爽やかに辛い調味料でした
話はガラッと変わりますが 長田屋から5分もかからない所にあります【爆心地】にも行ってみました
高度約9600mから投下された原爆は 目標の相生橋をわずかにそれて この建物の上空約600mで炸裂したようです
この辺り一帯を一瞬で火の海にして多くの命を奪った怖ろしい原爆
小学校高学年の時に読書感想文にしようと思って読んだ 『黒い雨』という本では まさに黒い雨が降っていたと書かれていました
私がこの場所に行った時には 澄み切った青い空が広がっていましたよ
いつもとはまた違う気分で空を仰いだひと時でした
平和記念公園・原爆ドーム [広島・山口旅行(H26,6月)]
広島・山口旅行第2弾の記事で~す
【平和記念公園】
多くの人がご存じのように 70年近く前の1945年の8月6日午前8時15分に人類初の原子爆弾が広島に投下されました
その爆心地の近くに 平和記念公園があります
世界遺産に登録されている【原爆ドーム】
原爆が投下されて火傷を負った人達が川に行って それはそれは無残だった・・・と本で読んだことを思い出します
一部の鉄骨はむき出しになっていますし よく見ると 外壁のモルタルや石材も崩れ落ち建物の破片もたくさん地面に落ちていて悲惨な状況です
物凄い火と熱や風だったことでしょう。。。。。このドームがこの姿になる瞬間に多くの人の命も奪われたのです
原爆ドームを見に行くのは子供の頃から数えて4回目でしたが その度に身につまされる思いがします
【動員学徒慰霊塔】
全国から300万人以上の学徒が勤労奉仕に動員されました。。。
輝かしい将来のある彼等達もまた戦争の犠牲になったのですね
【原爆死没者慰霊碑】
前に建つと 一直線の向こう側に平和の灯・原爆ドームが見えます
そして刻まれている碑文は こちら
【平和の灯】
1964年に全国各地から寄せられた火種で点火されたそうです
平和を願って 地球上から核兵器がなくなる日まで燃やし続けるそうですが・・・そんな日が早く来ることを願ってやみません
こちら手首を合わせて 手のひらを空へと向けたイメージで作られているそうで 奥には広島平和記念資料館が見えます
【広島平和記念資料館】
小学4年生の夏休みに父のお友達と3家族で行ったことがあるのですが その時の展示物(特に出口付近にあった母子の焼けただれた姿のろう人形)が怖くて怖くて
なので こちらには両親だけ見学に入りました
1時間半くらい じっくりと貴重な展示物を見ていたようです
その話を聞かせてもらうだけで もぅ・・・・・
【原爆の子の像】
金色の鶴に鎖がついているので それで鐘の音を鳴らせるようになっています
周辺には世界中から届いた 平和を願う折り鶴が沢山届いていました
今でこそ緑や花もあって ゆったりとした時間が流れているこの場所ですが『あの日』投下された原爆で普段の生活を奪われた多くの人がこの下で眠っている。。。。。
そう思うと 愛する両親や主人と並んで歩けている幸せをしっかりと噛みしめて感謝しながら日々生活していかなければならない と 心から思いました
世界中の人々が幸せだと思える地球になってほしいです
広島城・広島護国神社 [広島・山口旅行(H26,6月)]
ただいま~ 旅行から帰ってきましたよ
おかげさまで雨に降られることもなく 広島県と山口県の興味のあるスポットを満喫することができました
まず今日は【広島城】や【広島護国神社】などについて記事にしようと思います
まずは本丸と二の丸が国の史跡に指定されている【広島城】から
1589年に毛利輝元が築いたお城で幕末まで広島藩の中心でした
こちら【表御門】です
テクテク歩いて行くと【被爆樹木のユーカリ】が大きく元気に育っていましたよ
爆心地側にあたるほうは 原爆の熱風で黒く焼けていますが その後の台風にも耐えて再び新芽を吹き返したようです
続きましては【広島護国神社】についてで~す
こちらも原爆で焼失したのですが 2009年に全ての施設が竣工したそうです
他に城内には【広島大本営跡】もありました
明治天皇が 1884年(明治27年)9月中旬から7ヶ月余りの間 行在所とされていたそうですよ
ただこちらも原爆で倒壊して このように基礎石のみ残されています
こちらが【天守閣跡】です
残念なことですが 国宝となっていた天守閣をはじめ城内の建造物も原爆によって全壊してしまい 後に往時のままの外観に復元されました
“鯉城” とも呼ばれる広島城ですが この付近一帯が “己斐浦(こいのうら)” にあたり 己斐が “鯉” に転じてそう呼ばれるようになったそうですよ
お城好きの主人と一緒に 付き合っている頃から色んなお城を見学してきましたがこの時期 「お城と言えば暑いっ」というイメージがあったんですよねぇ
でもこちらのお城は どこもかしこもエアコンがきいていたので嬉しかったです
城内は第一層から第五層まで階段で向かいます
特に第三層が楽しかったです
レプリカですが兜や甲冑を実際に身に着けて 武将さながらのカッコイイ主人の姿を見ることができました
他に体験コーナーでは ガードはされていますが 刀を持ってみることもできて その重さにビックリしたりネ
一概には言えないと思いますが 刀って約900gなんですって~
あんな重いのは か弱い私には到底振り回せんよ。。。 (照)
武家の暮らしや文化を中心にお勉強もできます
そして1ヶ月程前に行ったた岡山城ではレプリカだったのですが こちらでは主に武士が使っていた “権門駕籠” が展示されていました
あの時は実際に乗ってみて お姫様ごっこができましたが 広島城では見るだけで我慢我慢 (笑)
第五層まで階段を上るのは とってもいい運動になりましたよ
でもちゃんと今風の階段ですので 彦根城や松本城の階段よりも楽勝でした
そして第五層で私が目にしたのは自動販売機
お城でジュースが飲めるだなんて珍しいですよね。。。私が今まで行ったお城の中で初めてのことでした
そしてそこからの眺めはこぉんな感じ
ひときわ存在感のある建物は 県立総合体育館(グリーンアリーナ)です
【広島城跡】です
そして東側の【裏御門】まで歩いてみました
なんだかとっても旅行中の記事が多いので (照) 張り切って今日から毎日 “らブログ” を更新していこうと思いま~す
真夜中が一番頭が冴えてギラギラしていますので (笑) 午前0時過ぎにアップしていこうと思っておりま~す
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